森本 憲三さん (温井町)
- ようこそ高階へ
- 2018-03-19
高階に住むまでは
サラリーマンを10年、その後語学勉強、市場調査のためスペイン、アメリカと移り住みました。大阪で幼稚園を経営する義兄がオーストラリアでも開園することになり、私が土地購入から建設、設立までの申請などすべて任されました。シドニーで国際幼稚園を開園するまで2年間かかりました。そこの園長として数年間滞在していました。
高階に住むきっかけは
老後は日本で暮らしたいと思っていました。子どもが大学に入ったのをきっかけに2010年、友達のいる神奈川県秦野市に引っ越してきました。でも自分は日本海側のもっと田舎にあこがれがあり鳥取、島根、富山の方でも移住先を探しました。
東京の「ふるさと回帰支援センター」で七尾市の移住について話を聞く機会があり七尾市での2日間体験ツアーに参加しました。
その時能登島に泊まって「いいところだな、お魚がおいしいな」と思いました。
高階での生活は
古民家と太い梁が気に入りました。
食べ物がおいしいしごはんがおいしいですね。現在はひとりなのでお米を食べる量は少ないのですが、兄弟にこのお米を送りたいと思います。
家の裏が竹藪なので、風のある夕方、竹藪を見ながら読書をするのはいいですね。
インターネットをするには光回線がきいていないので不便です。
寝ている時にムカデが足に登ってきたのは驚きました、蜂、蚊、虫が多いですが仕方ないですかね。
これからは
私は能登半島の素晴らしい風景をもっと都会や外国の皆さんに知ってもらいたいと思いました。今、日本や世界には自転車愛好家がたくさんおられます。能登半島の海岸線は自転車で走るには絶好のコースです。ここを基地として能登島、奥能登を自転車で廻ってもらえるような方法を考えています。安価で気軽に泊まれる施設があれば愛好家さん達に喜ばれるのではないでしょうか。この古民家でいろんな方を迎え入れたいと思います。