【終了しました】6月20日(水)特別座談会!「高階の未来は、高階のみんなで作る」を開催します!
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- 2018-06-07
『なんにもないところ』
私たちの住む石川県七尾市高階地区。
『なんにもないところや』地域の方はみんな口をそろえてそう言いますが
逆に言うと、今も昔も変わらない日本の田園風景が広がるのどかな田舎町こそ
高階地区です。
これといった商店もなく、呑みに行くところもない。
でも地域には活気があり、おすそ分け、助け合いの精神が今もなお受け継がれている。
そんな温かみのある田舎町こそ
高階地区です。
「移住の里」としての高階地区
高階地区は、別名「移住の里」とも言われています。
七尾市内において、県内外から様々な世代の方がこの高階を移住先に選んでくれています。
それは偶然ではなく、移住したい方の思いと地域の思いが重なり初めて
この地域で暮らしを始められているのだと思います。
どの集落も抱える”後継者不足”という課題
しかし高階地区は現在高齢化率40%を超え、また昨年度で地域内の高階小学校、高階保育園が
立て続けに廃校、休園となりました。このままでは高齢化の一途をたどることは
容易に予想ができます。そして獅子舞、太鼓、祭りなど地域行事や、田んぼ畑などの農作業において
いわゆる”後継者不足”が近々の課題となってくるでしょう。
それは珍しいことではなく、少子高齢化社会である昨今の日本において
むしろ自然な現象であるともいえるでしょう。
問題になってからでは遅い。
だからこそ僕は思います。
10年後、20年後、50年後の高階はどうなるのか。
今あるこの高階という大好きな集落は残っているのだろうか。
これから高階で育っていく子どもたちに
どんな未来を作ってあげることができるのか。
みなさんはどうお考えですか?
まずはみんなで膝を突き合わせて話すことから。
座談会チラシ【完成版】そこで今回は
「高階の未来は、高階のみんなで作る」と題し
高階地区特別座談会を行います。
要は、あれもしたいこれもしたい!ああでもないこうでもない!
と、高階のみんなで話し合いましょうというものです。
特別講師として、今回は田畑昇悟さんをお招きします。
田畑昇悟。1985年兵庫県丹波市生まれ。大学時代は学生自治会の代表を務め、イベント会社を起業。卒業後、亀岡市民新聞社の記者として 6 年間勤めた後、ガーナで学校と農園作りのNGO活動に参加。2014年に京都府南丹市にあるNPO 法人テダスに就職し、事務局長として地域の支援活動を行っている。ひとつの事業として「地域から人がすぐ出て行ってしまう!」という集落からの相談を受け、移住者向けに「良いこともそうじゃないこともちゃんと伝える」をコンセプトに、地域ごとの町会費やルール、特徴を度重なる地域の会議を経て1冊にまとめた地域情報誌「集落の教科書」を手掛けた第一人者。将来の夢は自治会長を生業として集落で暮らすこと。
いいところもそうでないところもちゃんと伝えたい。
田畑さんは、京都府南丹市世木地域で「集落の教科書」を手掛けた第一人者です。
集落の教科書とは、移住者向けに
町会のルールや、町会費、伝統や習慣、サークル活動や行事
田舎暮らしで不便に感じるであろう、市内までのアクセスやインターネット環境など
その集落のいいところ自慢の情報誌ではなく
その集落で暮らすために必要な生きた情報がまとめられた情報誌のことです。
「これ、真似しよう!」
これを知ったとき、僕はそう思いました。笑
ということでとりあえず
実際に京都府南丹市へ現場研修に行ってきました。
おもしろい!
そこにはいろんなアイデアと、地域の力がありました。
「田畑さん!高階に来てください!」
とお願いして快く承諾してくれた田畑さんのおかげで実現した今回の座談会。
高階の未来は、高階のみんなで作る。
おもしろい夜になること間違いなし!
高階のみなさんはとりあえずこの日、コミセンに来てください!
日時:2018年6月20日(水) 19:00~
会場:高階コミセンホール
七尾市地域おこし協力隊 高階地区
任田 和真 Kazuma Tohda