(前回の住宅探し編はこちらからどうぞ)

こんにちは。協力隊の高橋です。

今回のテーマは、「移住と仕事」編。移住してみたいけど、仕事があるか不安で、踏み切れない…といった方もいるのではないでしょうか？

今回は移住先で、仕事を見つけるための方法について３つ紹介します。

1.就職する

移住先で新しい会社に勤める、多くの方が選ぶのではないでしょうか。

この場合、職の探し方は都市部とあまり変わらず、「ハローワーク」「求人サイト」などから調べることが出来ます。

七尾や能登地方の求人の特徴として、工場などの製造業、サービス業が中心で、雇用形態は非正規雇用が多くなっています。

事務職などの求人は都会と比べると少ない印象があります。

また、地域特有の求人として農業や漁業などの第一次産業の求人もあるので、就農も可能です。

地域密着型の中小企業がほとんどで、都会と比べるとゆっくり穏やかに働けるのと感じている方もいるようです。

これまでの移住者の方も、様々な場所で活躍しています。

また、東京圏からの移住者(※各種条件あり)が、対象の企業に就職すると支援金がもらえる「七尾市移住支援金」という補助制度もありますので、活用できる場合はぜひ活用したい制度ですね。

（移住支援金の問い合わせ先はリンクよりご確認下さい)

また、ILAC(いしかわ就職・定住総合サポートセンター)が定期的に就職に関するイベントを実施していますので、こちらもぜひ参考にして下さいね。

2.創業する

自分でレストランを開業したい!ゲストハウスを作りたい!といった方、大歓迎です。

地域内の空き家をうまく活用することで、初期費用を抑えて開業することも可能です。

地域内に開業したゲストハウスが地域の寄り合いの場になるなど、地域の人たちも温かく受け入れてくれると思います。

七尾市には創業を支援する「ななお創業応援カルテット」があり、行政×金融機関×地元商工会議所が一体となりワンストップで支援を行う体制があり、充実した支援を受けることが可能です。

また石川県が実施する支援策として、移住者が創業する場合の融資にかかる利子分を補助する「石川県移住創業者無利子化補助金」もあり、これを利用することで初期投資を抑えることも可能です。

古民家カフェや、地域の食材を生かした農家レストランなど、可能性は無限大です。

3.在宅ワーク

コロナ禍で急速に発展、増加している在宅ワーク。インターネットを使えば自分の好きなところで仕事をすることが可能になりました。

高階地区でもインターネットは光回線を利用することができます。まだまだ光回線が利用できない地域もたくさんありますが、その心配はありません。

会社に行くために満員電車に乗る必要もない、通勤時間も必要ない、窓から見えるのはコンクリートジャングルじゃなくて里山の景色…

また、七尾市は交通の便が良く、金沢へは車で約1時間、新幹線を使えば2時間30分で東京に到着しますので、急な会議や用事があっても日帰りで出張も可能です。

都市部と変わらない仕事を高階地区でもすることが出来ると思いますよ。

また、市内の旅館などの宿泊施設、交通機関などが連携したワーケーション向けのプランもあります。

以上、3つの方法について説明してみました。

近年では若い方の移住も増えており、様々な支援策や補助金が出来てきました。これらの制度を活用することで、就職への負担を少なくし、移住に対する負担を下げることができると思います。

生きていく上で生活の糧を得る仕事はとても大切なものです。いろいろな情報を得ながら、自分に合った仕事を見つけて移住先でも活躍できるよう応援しています。